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地盤改良工事とは?費用・種類・期間・相場をわかりやすく解説
家を建てる前に必ず行われるのが「地盤調査」です。その結果、地盤が軟弱だと判断された場合に必要となるのが地盤改良工事です。
地盤の強さは、建物の傾きや沈下といった重大なトラブルに直結するため、工務店や設計者にとっても非常に重要な工程のひとつとされています。
一方で、「どんな工事をするの?」「費用は高い?」「工期はどれくらい?」など、はじめて家づくりをする方にとっては分かりにくい点も多いのが実情です。
この記事では、地盤改良工事の基本から、代表的な工法の違い、費用や期間の考え方、注意点までを、専門的な内容もかみ砕いて解説します。
地盤改良工事とは?|住宅を支える“見えない基礎づくり”
地盤改良工事の目的
地盤改良工事とは、地盤調査によって不同沈下のリスクがあると判断された土地に対し、建物を安全に支えるために地盤を強化する工事です。
住宅は完成後に地盤をやり直すことができないため、建築前の段階でしっかりと対策を行う必要があります。
地盤改良が必要かどうかは地盤調査で決まる
一般的に用いられるのが**スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)**です。
この調査により、地盤の硬さを示す数値や、支持層の深さなどが分かり、その結果をもとに改良工事の要否や工法が判断されます。
改良工事の要否は土地の性質による
以下のような土地では、地盤改良が必要になる可能性が高くなります。
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埋め立て地・造成地
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田畑や湿地だった土地
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軟弱層が厚いエリア
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液状化が懸念される地域
ただし、見た目や立地だけで判断することはできず、最終的には地盤調査のデータがすべてです。
地盤改良工事の種類|土質・支持力に応じて最適な工法を選択
表層改良
地表から比較的浅い範囲に軟弱層がある場合に採用される工法です。
土を掘削し、セメント系の固化材を混ぜて地盤全体を固めることで強度を高めます。工事規模が比較的小さく、住宅でも採用されることがあります。
柱状改良
住宅で多く採用されている代表的な工法です。
地中に円柱状の改良体を造り、建物の荷重を支持層まで伝えることで不同沈下を防ぎます。地盤条件の幅が広く、バランスの取れた工法といえます。
鋼管杭工法
軟弱層が深い土地で採用されやすい工法です。
鋼製の杭を地中の支持層まで打ち込み、建物を直接支えます。施工精度が高く、地盤条件が厳しい土地でも対応できる反面、コストは高くなりやすい傾向があります。
工法選定の考え方
工法は、地盤調査結果・建物の構造や重量・敷地条件を総合的に見て、専門業者や設計者が判断します。
「安いから」「一般的だから」という理由だけで決めるものではありません。
地盤改良工事の費用相場|条件によって大きく変動する
費用の考え方
地盤改良工事の費用は、
工法 × 土質 × 改良範囲 × 深さ
によって大きく変わります。
一般的な傾向(概念的な整理)
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表層改良:比較的コストを抑えやすい
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柱状改良:中間的な費用帯
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鋼管杭工法:最も高額になりやすい
ただし、同じ工法でも条件次第で金額は大きく変わるため、「相場はいくら」と一概には言えません。
見積もり時のチェックポイント
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調査結果と工法の根拠が説明されているか
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改良範囲や深度が明確か
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不同沈下に対する保証内容が含まれているか
地盤改良工事の期間|一般的には数日〜1週間程度
工期は工法や規模によって異なりますが、住宅の場合は数日〜1週間程度が目安です。
雨天時は施工ができないこともあり、天候によって前後する場合があります。
工事完了後は必要に応じて養生期間を設け、その後に基礎工事へと進みます。
地盤改良工事の注意点|後悔しないために確認すべきこと
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地盤調査の内容が信頼できるか
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過剰な改良になっていないか
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不同沈下保証の有無と期間
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施工実績のある業者かどうか
地盤は完成後に見えなくなる部分だからこそ、説明に納得できるかどうかが重要です。
まとめ|地盤改良工事は安心して住むための重要工程
地盤改良工事は、住宅の安全性と耐久性を左右する非常に重要な工事です。
代表的な工法や費用・期間の考え方を理解しておくことで、調査結果を冷静に受け止めやすくなります。
地盤調査の根拠をもとに、納得したうえで工法を選ぶことが、後悔しない家づくりにつながります。
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