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2025/06/30

新築にかかる費用とは?一戸建て・平屋・土地ありのケース別に総額と内訳を徹底解説

新築にかかる費用とは?一戸建て・平屋・土地ありのケース別に総額と内訳を徹底解説

新築住宅にかかる費用の全体像とは?

家を新築するとなると、まず気になるのが「どれくらいの費用がかかるのか?」という点です。多くの方が「建物の本体価格=新築費用」と考えがちですが、実際にはそれだけでは済みません。

新築にかかる費用は大きく分けて以下の3つに分類されます。

1.建物本体価格:家そのものを建てるための費用

2.諸経費:税金、手数料、登記などの付帯費用

3.家具・家電費用:生活に必要な設備やインテリアの購入費

この他、土地を所有していない場合には「土地代」も加わりますし、土地ありの場合も解体費用や造成工事費が必要になるケースがあります。したがって、新築を考える際は**「総額」で考えることが重要**なのです。

一戸建て新築にかかる費用の相場と注意点

新築の一戸建て住宅にかかる費用は、エリアや建物の種類によって異なります。以下に全国平均と千葉県を含む関東圏の目安を整理します。

全国平均(注文住宅)

  • 建物本体価格:約3,500万円
  • 総費用(土地代含む):約4,500万円〜5,000万円

千葉県の目安

  • 建物本体価格:約3,000万〜3,800万円
  • 土地代:エリアにより800万〜2,500万円
  • 総額:4,000万〜6,000万円程度

また、「注文住宅」と「建売住宅」では大きな違いがあります。

  • 注文住宅:設計の自由度が高く、オリジナルの家が建てられるが、費用が高くなる傾向
  • 建売住宅:土地+建物がセットで提供されており、コストを抑えやすいが、間取りや仕様は選びづらい

加えて、「建てる場所」も費用に大きく影響します。都市部では土地代が高くなる一方で、郊外や地方都市では安く広い土地が手に入る可能性もあります。

平屋住宅の新築費用は高い?実際のコスト構造とは

「平屋は高い」と言われることがありますが、それには理由があります。平屋はワンフロアで全てを完結させる構造のため、基礎と屋根の面積が広くなりやすく、その分コストがかかるのです。

平屋と二階建ての主なコスト比較

項目 平屋 二階建て
坪単価 高め(70〜90万円) 標準的(60〜80万円)
基礎工事 広いため割高 面積が少なく抑えやすい
屋根面積 広くなる 狭くなる
階段工事 不要 必要

ただし、平屋には以下のような魅力もあります。

  • 階段がなく、バリアフリー設計に適している
  • メンテナンスがしやすく、将来の修繕費を抑えやすい
  • 空間を一体化しやすく、光と風を効率よく取り入れられる

平屋は「高いからやめる」のではなく、「長く住む家として投資する価値があるか」という視点で検討すると良いでしょう。

土地ありの場合の新築費用の考え方

すでに土地を所有している、または実家の敷地に建て替えを検討している方にとって、「土地代がかからない」ことは大きなメリットです。その分、建物に予算を多く充てることができるのが魅力です。

しかし、土地ありでも注意すべき点があります。

土地あり新築の注意点

  • 地盤調査・改良費:土地の地盤が弱い場合、補強費が必要(50万〜150万円程度)
  • 既存建物の解体費:100万〜300万円程度が目安
  • 整地・造成工事費:土地の形状によって異なる

また、土地の形や接道状況、法的規制によっては建てられる家に制限が出ることもあります。事前に建築会社と土地の活用可能性を確認することが重要です。

意外とかかる!新築時の諸経費とは?

建物以外にかかる「諸経費」も見逃せません。新築時の諸経費は、総費用の8〜12%程度が目安とされています。

主な諸経費項目

項目 金額の目安
登記費用(所有権保存・抵当権設定) 約15万〜25万円
住宅ローン手数料 約3万〜5万円
印紙税 1万〜3万円
火災保険料(10年) 約10万〜30万円
水道加入金・負担金 約10万〜20万円
地盤調査・改良費 50万〜150万円(条件により)

中でも「登記費用」は必ず発生する項目のひとつで、司法書士に依頼することでスムーズに進められますが、複数社で見積りを取ることで費用を抑えることも可能です。

家具・家電にかかる費用と予算配分の考え方

新築住宅を建てても、「生活するための準備」が必要です。見落とされがちなのが、家具・家電にかかる初期費用です。

主な家具・家電と目安費用

品目 金額の目安
冷蔵庫 10万〜30万円
洗濯機 5万〜15万円
テレビ 5万〜20万円
エアコン(各部屋) 10万〜50万円
カーテン・照明 10万〜30万円
ダイニングセット・ソファ 10万〜40万円

合計で50万〜100万円前後を見込んでおくと安心です。建物の設計や仕様にこだわりすぎて、引越し時に「家具・家電に回す予算が足りない」という事態にならないように、早い段階で生活用品の費用も計上しておきましょう。

まとめ|新築費用を把握して、後悔のない家づくりを

新築住宅にかかる費用は、建物本体だけでなく、

  • 土地代(または地盤・解体費用)
  • 諸経費(税金・登記・保険)
  • 家具・家電の初期費用

まで含めた「総額」で考える必要があります。これらをすべて含めると、想定よりも費用がかかるケースは少なくありません。

しかし、事前にしっかりと内訳を把握し、資金計画を立てることで、無理のない家づくりが実現できます。

  • 相場を把握して予算設定を明確にする
  • 住宅ローンや支払い計画を早めに相談する
  • 必要な項目をリストアップし、優先順位を明確にする

こうした準備が、家族にとって快適で安心な住まいを実現する第一歩となります。ぜひ早い段階から専門家に相談し、理想の住まいづくりを進めていきましょう。

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